日本国有鉄道私見 鉄道ジャーナリスト、加藤好啓ことblackcatが検証する労働運動史

index2
こちらでは、blackcatの思索帳で書かせていただいている、国有鉄道労働運動史、タイトルもシンプルに「国鉄労働運動史」と変更の上、こちらでindexを作成することとしました。

  1. 国鉄労働組合史詳細解説 16
    当時の国鉄の春闘のお話をさせていただく前に、昭和20年代の労働災害について述べてみたいと思います。
    現在は安全管理が厳しく言われており、時に過剰とも思える安全管理が為されていますが、当時は現在と比べものにならないほど労働災害における死亡事故は多く、組合がこうしたことに敏感にならざるを得ないであろう時代であったということをまず知っていただきたいと思います。
  2. 国鉄労働組合史詳細解説 17
    国鉄では昭和28年頃から処分撤回闘争をというのを行っており、公労法ではストを禁止されており、その禁止事項により処分されたものをさらに処分を撤回するために違法なストライキを行うというおよそ理解不能な行動を取っていました。
  3. 国鉄労働組合史詳細解説 18
    昭和30年代というのは組合運動にとっても重要な年でありました、昭和35年の安保改定闘争では国会前のデモで東大生の樺美智子さんが死亡する事件が起こっています。
    そんな時代背景を、元に書かせていただきます。
  4. 国鉄労働組合史詳細解説 19
    国労分裂のきっかけとなった新潟闘争
    本来であれば三池争議について語るべきなのですが、あまりにも三池争議は大きな話題なので今の私が中途半端な知識で書いても混乱を招くだけですので、ここでは新国労(後の鉄労)が発足するきっかけとなった新潟闘争を中心にお話を進めさせていただこうと思います。
  5. 国鉄労働組合史詳細解説 20
    国鉄では、昭和31年から始まった第1次5カ年計画でしたが、賃金の上昇などもあいまり、計画自体を4年で切り上げることし、昭和36年度を初年度する第二次5カ年計画を策定しました。
  6. 国鉄労働組合史詳細解説 21
    戦時中と呼ばれた時期、国鉄の輸送はその大半を軍事輸送に追われることとなり、収益の殆どは戦費に消えたと言われています。
    また、当時に会計は鉄道会計では減価償却という概念がなかったため、内部留保が全くない状態で国鉄は置かれることとなりました。
  7. 国鉄労働組合史詳細解説 22
    今回は、昭和35年から39年までの第2次5カ年計画を中心にその後の長期再建計画のさわりを説明させていただこうと思います。
    第2次5カ年計画始まる。
    国鉄では、昭和35年の池田内閣による所得倍増計画に呼応するように、第1次5ヵ年か計画を最終年度を残して取りやめ【実際には、賃金増などで予算が足りなくなったといも言われていますが、これにより新しい第2次5カ年計画が36年度を初年度として計画されました。
  8. 国鉄労働組合史詳細解説 22-2
    ATS【自動列車制御装置】について補足
    今回は、第2次5カ年計画のうち、安全対策(ATS取付、自動信号区間を全線の60%に)、特にATSに関して少し解説を加えさせていただこうと思います。
    老朽化した施設の取替えが優先された昭和20年代
    国鉄では、戦時中に酷使した老朽化施設や車両に加え、戦中戦後の粗製乱造による不良車両の一掃を目指して整備が行われており、こうした安全対策は後手後手に回る傾向がありました。
  9. 国鉄労働組合史詳細解説 22-3国鉄労働組合史詳細解説 22-3
    国労の資料に基づき、合理化反対闘争を中心に述べさせていただきます。
    67年に提案された五万人合理化攻撃とのたたかい=機関助士 廃止反対闘争は、国労、動労を通して、60年代後半の最大規模の闘争に発展していった。動力車 職場では、助士廃止・機関士一人乗務が最大の焦点であったが、この攻撃は、当時の動労組織の2割、1万を占めた機関助士が職場を失うという組織の根幹にか かわる問題だったのである。これに、相次ぐ合理化・輸送力増強がのしかかり、職場の不満の声は高まった。
  10. 国鉄労働組合史詳細解説 23
    今回は、少し視点を変えて書いてみたいと思います。
    国鉄の赤字の原因はどこにあったのでしょうか?
    実は、この点に関しては一言で言い切れない複雑な事情がありそうです。
    私自身、まだまだ消化不良のためにその辺を如何に整理するかと思いあぐねています。
    ひとまず、私の考え方をまとめたのでアップさせていただきます。
  11. 国鉄労働組合史詳細解説 番外編
    昭和39年というのはいろいろな意味でインパクトの有る年で有ったと言えましょう。
    東海道新幹線の開業もそうですが、アジア初のオリンピックが東京で開催され(昭和15年 1940年)に予定されていましたが、日華事変の影響などに中止されたという経緯があります。
  12. 国鉄労働組合史詳細解説 24
    皆様は、36条協定を知っていますよね?
    超勤を1時間以上、もしくは休日出勤等を行わせる場合には必要な契約となっていますよね。
    労働基準法第36条(時間外及び休日の労働)というのが正式な法律名で
    労働基準法第36条(時間外及び休日の労働)抜粋しますと。

     使用者は、当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者との書面による協定をし、これを行政官庁に届け出た場合においては、第32条から第32条の5まで若しくは第40条の労働時間又は前条の休日に関する規定にかかわらず、その協定で定めるところによつて労働時間を延長し、又は休日に労働させることができる。
     ただし、坑内労働その他厚生労働省令で定める健康上特に有害な業務の労働時間の延長は、1日について2時間を超えてはならない。
  13. 国鉄労働組合史詳細解説 25
    現場協議を取り込むことで組織拡大を図った国労
    国労が左傾化していった背景には、総評を含め多くの共産党系による幹部が組合に入り込んだことが問題であるということで、志摩委員長(鉄労)の書かれた本があります、国鉄二つの大罪 国鉄国民会議編 第四章 職場を崩壊させた国鉄労使という章があり、
    国労がダブルスタンダードで、当局との癒着を図りながらも、現場段階では職制と現場労働者を対立させる構図を描くことで、職場の「人民管理」「組合管理」状況を作り出していき、組織の拡大強化を図ろうとする意図が見えていました。
  14. 国鉄労働組合史詳細解説 26
    終戦20年本格的な高度経済成長で、日本は豊かに
    昭和42年とはどんな時代だったのでしょうか、経済成長は著しく、公害問題を内包しながらも、そのスピードは加速していたようです。
    世相をさらっとみてみますと、「立ち食いソバ」が全国に出現したのもこの頃であり、大阪梅田の阪急デパートで、阪急ブレーブス(現オリックス)の初優勝を記念してバーゲンセールを実施したそうで、これが優勝記念セールの始めらしいです。
  15. 国鉄労働組合史詳細解説 27
    みなさまこんばんは、本日は昭和40年代の労働争議ということで、書かせていただこうと思います。
    この時期の国労のストライキは殆どが政治スト呼ばれるものが多く見られました。
    景気の上向く中で、民間の組合は労働争議字体が沈静化というか、右傾化して労使協調路線に向かう中、国鉄を含む官公労では階級闘争と政治的ストライキが行われていました。
  16. 国鉄労働組合史詳細解説 28
    政治ストに積極的に関与した官公労
    特に国労や動労は、社会党を支持していたことも有り、ストライキは社会党の行動と連動することも多かったです。
    本来であれば政治的ストは、労働運動と直接関係ないのですが、当時は左派が全権を掌握していましたので、国労も社会党の動きに連動して日韓基本条約批准反対の政治ストに出ることとなりました。
  17. 国鉄労働組合史詳細解説 29
    日韓基本条約締結以降における政治ストの増加と当局との対決
    この時期の公安官は警察学校で、「巡閲・点検・拳銃操作・逮捕訓練、その他ゴボウ抜きなど特殊な訓練を受けていた。
    国労の資料では、巡閲・点検・・これも特殊な訓練となっていますが、この辺は日常の警察官の訓練でありこれを特殊訓練というのはかなり偏ったものの言い方と言わざるを得ません。(私自身の警察官の経験から申し上げることですが)
    後、ごぼう抜き訓練などは、機動隊における基礎訓練の一つで私も警察学校で習いましたね。詳細までは覚えていませんが・・・。(^-^;
  18. 国鉄労働組合史詳細解説 30
    ますます政治ストに進む国労を含む官公労
    今回は、「軍需輸送阻止闘争の展開」ということで、米軍ジェット燃料輸送阻止闘争について書かせたいただこうと思います、前回も書いたので、今回は国労の記事の解説程度に収めたいと思います。
    実際とは異なる発表で、世論をミスリードさせた国労の見解
     国労の当時の活動と言うのは、民青による活動が主力だったのか非常に政治ストが多く、この例でもわかりますが、国際反戦デーに連動した動きと言うことで、国労の見解として、「過密ダイヤとベトナム戦争の拡大による米軍輸送の拡大による米軍需輸送の激増にある」との見解を発表した。
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